- 絵を描き始めても、気が散って集中できないなぁ
- 集中力が続かなくて描くのを途中で投げ出しちゃう…
- 描く時間が少ししかないから、もっと集中できるようになりたい
こんな悩みについてお答えします。
集中力って大事ですよね。イラストを描き始めたころなんかは数時間作業するのも一苦労なもんです。私もどうすれば集中できるのか、結構悩みました。
結論から言いますが、自分の集中力を乱す原因を特定するのが大事です。
原因がわかれば後は対処すればOK。
今よりも絵描きに没頭できるようになります。とはいえ「原因が分からないから困っているんじゃい!」とお思いでしょう。
この記事では集中できなくなる原因7つと、対処法を紹介しています。
私はこの解決策を実践した結果、毎日10時間集中できるようになりました。【ボックス】
読み終われば集中できない原因がわかり、作業が捗るようになりますよ!
イラスト制作でやっていると集中できなくなる7つの原因と解決策
以下の7つを解説していきます。
- 【原因①】机が散らかっている
- 【原因②】テレビや動画を見ながら作業している
- 【原因③】やることを頭の中でボンヤリと考えている
- 【原因④】体調が悪いのに絵を描く
- 【原因⑤】描くとき腰が曲がっている
- 【原因⑥】頻繁に席を立つ
- 【原因⑦】休憩を取らないで作業し続ける
【原因①】机が散らかっている
絵を描くスペースに漫画やスマホを置いたままにしていませんか?
机の上を整理して不必要なものはしまいましょう。
- 読んでないマンガや小説は本棚にしまう
- スマホを目に見えないところに置く
実際に私は作業する時、スマホは通知を切ってリビングに置いています。
見えないところに置く効果は絶大で「どこに置いたっけ?」と存在を忘れるくらい集中できますよ。
良くスマホを触ってしまう人におすすめです。
【原因②】テレビや動画を見ながら作業している
ながら作業は効率が悪いです。
一度に複数のことをすると意識が分散し、中途半端な結果に繋がってしまいます。
ラフを描くときって、かなり頭を使いますよね?こういった作業は静かな空間でやるのが一番です。私は基本的にテレビも動画もつけないで作業します。
音楽は聴きますが、それもここぞというタイミングだけです。
動画を観ながら60分作業するより、30分で仕上げて残り時間で動画を楽しんだほうが有義だと思いませんか?
ながら作業をやめるのは、効率面とメンタルの両方にいいことなのです。
【原因③】やることを頭の中でボンヤリと考えている
次に何をすればいいのか悩んだ経験はないでしょうか?
やることを細分化すれば、迷いなく作業できるようになります。例えば「イラストで参考にする資料を探す」これを細分化してみましょう。
- キャラクターの設定を書き出す
- どんな服を着ているか
- どんな場所にいるかなど
- 書き出した設定で資料が必要なものを選ぶ
- Googleで資料をさがしてダウンロードする
資料を探すという動作も、こんな感じで3段階に細かくできました。
細分化できた後は行動するだけです。
この時、細かくしたことは書き出しておくと「次やることは…」と覚えておく必要がなくなるのでラクですよ。
どのくらいまで細かくすればいいの?
基準としては自分がすることがはっきりとイメージできるまで。自分で「これラクショーじゃん!」と感じるならオッケーです。
ちなみに、こちらは3ヶ月上達法で着色のときに実際に書いたメモです。
【原因④】体調が悪いのに絵を描く
眠たいけどやらないと間に合わない…!
仕事などでタイムリミットが迫っていると、焦っちゃいますよね。
しかし、そういうときこそ素直に寝たほうがいいです。なぜなら、脳は自分のやりたいことより睡眠などの命にかかわることを優先させるから。
体調が悪いのに無理をするのは、顔が濡れた状態でばいきんまんに立ち向かうアンパンマンと同じです。
頭痛がしたり、疲れている自覚があるならしっかり休んでコンディションを整えましょう。
【原因⑤】描くとき腰が曲がっている
前のめりで作業するクセはなおしたほうがいいです。
猫背で作業し続けると、肩こりや腰痛の原因になります。肩こりがひどくなると作業の合間に痛みが走り、集中力が途切れる原因に。
ですので姿勢よく座り、肩こり・腰痛を予防することは大事なのです。
- 足はすべての面を地面につける
- イスに深く座る
- ひじの裏にスキマを作る(指が入るくらい)
実際に私は、上記のことを意識してから、液タブ使用時に肩が凝りにくくなりました。こちらの記事が参考になります。
https://aucfan.com/times/archives/24933
未来のあなたを助けると思って、背筋をピンと伸ばしましょう。今すぐに!
【原因⑥】頻繁に席を立つ
席を立つ回数がおおいほど何もしていない時間が増え、作業効率がダウンします。
ですので、席を立つことが多いなら減らせないか考えてみましょう。例えば、以下のようなことをすると離席の回数を減らせます。
- 手元で水分補給できるように水筒を用意する
- お茶やコーヒーなどトイレが近くなる飲み物は控える
ちょっとした工夫で離席回数を減らすことができますよ。
【原因⑦】休憩を取らないで作業し続ける
東京大学の研究によると、こまめな休憩は結果的に作業効率アップにつながります。
中学生を主に2つのグループに分けて勉強させました。
- 休憩しないで60分学習するグループ
- 45分学習するグループ
- ただし、途中で7分半の休憩を2回とる
実験の結果、より成績が良くて、集中できていたのは、休憩したグループの方でした。
この研究結果からわかるように休憩したほうが得です。
休憩をとったほうがいいのは分かったけど、いつすればいいのか判断できない
そんな方におススメなのが、ポモドーロテクニックです。
ポモドーロテクニックとは、作業を時間で区切って強制的に休憩をとる時間管理術です。
似たようなことはプロイラストレーターのさいとうなおきさんもおススメしています。
実際に私はポモドーロテクニックを使って、朝から夕方まで黙々と作業しています。
- タイマーを25分にセット
- 25分間作業
- 終わったら5分休憩
- これを4回(計120分)繰り返す
- そのあと長めの休憩
- これを繰り返す
スマホではなく、YouTubeの動画やタイマーを使うのがおススメです
長めの休憩って何分くらい?
長めの休憩は、15分から30分くらいです。特に決まってはいません。
私は長めの休憩を15分にしており、その間に仮眠をしたり、ヨーグルトを食べたりしています。
【体験談】イラストで集中できない原因は人それぞれ
集中できない原因はたくさんあります。
自分はなぜ集中できないのか、何が原因で集中力が落ちているのか考えてみてはいかがでしょう?
例えば私が集中できない理由は、そもそも作業する時間がなかったからでした。
時間がないなら作ればいいじゃない!
というわけで、朝5時半に起きて毎日3時間イラストを描くようにしました。
その結果、作業が着々と進み、3ヶ月上達法一巡目のイラストを描き上げられたのです。
自分が集中できない理由について考える時間を作ってみましょう!
【まとめ】イラスト制作でやっていると集中できなくなる7つの原因と解決策
- 【原因①】机が散らかっている
- →誘惑物は遠ざけよう
- 【原因②】テレビや動画を見ながら作業している
- →ながら作業はやめて絵描きに集中しよう
- 【原因③】やることを頭の中でボンヤリと考えている
- →細分化してTo Doリストを作ろう
- 【原因④】体調が悪いのに絵を描く
- →休んで体調を整えよう
- 【原因⑤】描くとき腰が曲がっている
- →良い姿勢を心がけて肩こりを予防しよう
- 【原因⑥】頻繁に席を立つ
- →トイレが近くならないようにしよう
- 【原因⑦】休憩を取らないで作業し続ける
- →ポモドーロテクニックを活用しよう
今回は集中できなくなる7つの原因と対策についてでした。
これらのことはイラストを描く以外のことでも大事なことです。特にポモドーロテクニックは本当におススメです。
ぜひ試してみてください。
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