「憧れのあの人なら?」と考えるとやる気が湧いてくる
やる気を上げる方法はたくさんある。
でも試してみると効果が薄かったり、手間がかかったりして結局続かないことが多いし、無理している感じがして、だんだんキツくなってくる。
例えば、「理想の自分を思い浮かべる」というやり方。目指すべき姿と今の自分のギャップを考え、「やらな!」といった感じでモチベを上げる上げるのだ。
実際は、理想の自分といつまでたっても行動できない自分を比較するのは中々精神に来る。率直に言って、情けなく感じられて続けたくなくなる。
「とりあえず始める」もやる気を上げる手法として有効と言われている。いわゆる作業興奮ともいい、『ドーパミンが分泌されるのは作業を始めてから。とりあえず始めよう』ということだ。
これも、やってみると案外集中できる。けど作業を続けていても「やればやるほどやる気が湧き上がってくるうううぅぅぅ!!!」みたいにはならないし、
「その一歩を踏み出せないから、悩んでるんだよ!」
と言いたくなる。
というか、これはやる気を上げる方法じゃないね。
「5秒ルール」というのもある。起きるときなんかに「5…4…3…2…1……」と口に出す。こうやってカウントダウンを口に出すと、脳がいきなりのカウントダウンに思考停止してパッと動けるという理屈。
ベッドから起き上がれない時に口ずさむと、びっくりする位すんなり起きれて便利なのだが、やり続けていると義務感のようなものを感じて、しだいにしんどくなる。時々使う分にはいいかもしれない。
そんな感じで自分に合うやる気アップ術が見つからなかったのだが、「これは――」と思うものを見つけた。それは「憧れの人ならどうするかを考える」だ。
やり方は簡単。
頭の中で自分の尊敬する人を思い浮かべる。そして少しだらけてしまうような時に「憧れのあの人なら今怠けるのか?」 と自分のなかでシミュレートするだけ。
上に挙げた3つの方法と比べて、明らかにやる気がみなぎってきたし、手軽さ的にも、精神的にもこれが一番自分には合っていた。口にも出さないから疲れないしね。
あなたの憧れの人はどんな人でしょうか。
漫画家?YouTuber?尊敬してる上司?それとも親だったりするかもしれません。
好きな人を考えるのは全く苦痛にならない。むしろ、考えれば考えるだけでワクワクして、いてもたってもいられなくなる。「ゲーム楽しい!」という感情で夜通しゲームをプレイできるのと同じように、『憧れのあの人みたいになりたい!』という思いは、プラスの感情を利用している。だから疲れないし、気分を悪くならない。
今日だるいなと感じていたりする人は、ぜひ試してみてはどうだろうか?
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