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【一時間二千文字】自分の文章の書き方を解説してみる
日記をブログに書き始めてから10日以上が経過して、自分の書くスタイルが確立してきた。
良い機会なので、どんな風にこの日記を書いているのか解説してみようと思う。昨日の記事をもとに解説するのでよかったらこっちも覗いてみてくれ。
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1, 単語をメモする
まず初めにやることは、『思ったこともメモする』ことだ。
なんかモヤモヤする事や嬉しかったりと「心が動いたな」と感じたらすかさずメモ。ここで文を書くのではなく単語のみをメモしておくのがポイント。
メモする度にいちいち文章を考えてなんかいると面倒くさくなり、やめてしまいたくなる。とりあえずこの段階では出来事を忘れないように、単語のみをメモしておくようにしよう。
例えば昨日の記事の出来事は、『夢をかなえる勉強法を読んで、著者は成功体験があったから悪ガキから勉強家になったと知った。やっぱり成功体験は大事だなと感じた』。
単語だけにすると『夢をかなえる勉強法 成功体験 大事』こんな感じだ。
2, 書く内容を考え、単語で並べる
出来事をメモしたなら、次は『どんな内容を書くのか単語を並べていく』。
慣れないうちはこの段階は丁寧にやったほうが良い。
この段階で大体の内容を考えて単語を置いておくことで、”後は書くだけ状態”となり、執筆に対する心理的ハードルがぐっと下がる。
コツとしては、先にスタートとゴールを考えておくと良い。
スタートとゴールが分かっていれば、間の筋道も考えやすくなるし、書いてる途中に「結局なにが言いたいんだ?」と自分のなかで分からなくなってしまうことも少なくなる。
今回の例では、スタートは『成功している人は成功体験を持っている』 という主張から始めている。そしてゴールの伝えたいことは『君も成功体験を作ろう!』といった感じ。並べた単語は↓の通り。
2の例
成功 頑張ってる人 大なり小なり 成功体験
あの時成功したから 次も 成功スパイラル モチベ 我慢強く 新しいこと
司法試験 伊藤塾 鼓笛隊 トランペット 今まで 祖父の大工道具 ノコギリ 振り回す悪ガキ 晴れ舞台 強烈
神モチベーション マラソン
意見を出すのに抵抗自分のように 褒めツイート 感想 レビュー
成功体験 あると行動 欲しいと思って手に入るものではないが
3, 執筆する
ここまで来たなら後は書き上げるだけ。
多くの人はここで体力を消耗するがために「文章が書けない」と悩んでしまいがち。だが安心して欲しい。ここでも書き上げるテクニックを紹介する。
それは、『まずは書ききることに全集中する』 ことである。誤字脱字を気にせずとにかく並べた単語を文にする、「打ち間違えをしたから、戻って修正する」、「気に入らない表現はいい感じのものが思い浮かぶまで粘る」などは絶対にやめたほうがいい。
小説家や有名なブロガーなどは最初っから美文を書いているわけではない。次の段階である「推敲」の作業を何度も繰り返していることで、説得力があり、読みやすい文章に整えているのである。
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記事を書く上で、スピードとクオリティを両立させるのは非常に難しいことです。細かい修正は後でOK。実際に私が勢いで書いた記事もお見せします。
もちろん、ハルマチもそうだ。
実際に、昨日の記事を書ききった直後は↓の通りだった。読んでみると、何を言ってるのかわからないと思う。
『支離滅裂な文章しか書けない』となやんでいるアナタ!大丈夫。みんなそうだから安心してくれ。それに、「書いている途中に修正する」より「書き終わってから修正する」ほうが断然早く終わるぞ。
3の例
世の中、成功している人や頑張っている人はたくさんいますね。そんな人たちは大なり小なり成功体験というものも持っています。成功体験とは、読んで字のごとく『成功した体験』のこと。大きいもので言えば、志望校に合格した経験だったり、大会で入賞した経験だったり。逆に小さなもので言えば、勇気を出して挑戦したこと家頑張って褒められた経験だったりが当てはまるかも。
この成功体験というものを何か一つでも持っていると、人ってすごく強くなれるんですよ。ネガティブな考えを持っている人が何か調整しようとしても「 どうせ失敗してしまうから自分には無理だ」と思って諦めてしまうば成功体験を持っている人は違う。「あの時もこうやって成功したから今回も大丈夫だ」とすごい前向きな気持ちで挑戦するんです。 そもそもこの世の中、一番を目指すわけでないのなら大抵のことは何とかなります。そう、成功するかしないかは結局のところ気持ちの問題。成功体験をもとに、次の挑戦をすればまた成功。またまた成功したのだから地震がさらに月次の挑戦にはもっとモチベーションが高。。 と言った勝手の成功スパイラルになるわけ。
例えば、司法試験のための塾「」の塾長である伊藤さんは小学校の頃、未経験ながら鼓笛隊のトランペット役に抜擢され、晴れ舞台に拭いた経験が成功体験となったそう。それまでは近所でノコギリを振り回すは、先生に反抗するわの典型的な悪ガキだったそう。
もうひとつ、神モチベーションを執筆した星 渉さんは小学校4年のマラソン大会で1位となったらしい。この時、毎日早起きしてかかさず練習してきたおかげで、見事一位なった。そんな経験が大人になってからも自分の背中を押してくれるそう。
そしてこれは重要なことなのだが、成功体験は小さな事でも大丈夫だということ。
最近自分も『小説家になろう』で感想やレビューを書きまくったおかげで「自分の文章は誰かに役に立つ」という成功体験を得た。「」では読んだ小説に感想を書き込むシステムがあるのだが、作者がその感想に返信を送れるのだ。感想をもらうというのは私達が思っているよりもうれしいものらしく、その反応と言ったらもう「会えてよかった良かった」と感じるほど。それ以来 画像だったりにもらったりと何かを書くとき、「めんどくさい」 と思いつつもこの文章が誰かに役に立つと自分を奮い立たせてくれるようになった。 今まで面倒くさいと思うだけで行動もできなかったのに、すごい変わりようだと自分でもびっくりして。 でもこれは別にすごいことではない。なんてったって読み終わった後に感想をちょこちょこ書くだけなのだから。特別な文章力も入らないし、5分もあれば終わる些細なことだ。
成功体験はすごい。面倒くさがり屋を動かすほどの力をもっている。だから、自分に自信を持てないと言う人は成功体験作りをがんばるとよい。
やっぱり成功体験があるのとないのとではモチベーションに強く関わってくると感じる。
何か一つでも成功体験を生み出したいと考えてる人は自分と同じように「小説家になろう」で感想やレビューを書いてみてはどうだろうか?
4, 推敲
ここまできたらもう勝ったも同然。お疲れ様でした。
あとは、出来上がった文章を読み返し、「読みづらいなー」とか「ここ何言ってるかわからないなー」と思ったところを修正していく。
だいたい1、2周して「こんなもんかな」程度の文章にしたらOK。点数で言えば60点くらいを目指そう。「なぜ60点?」と思うだろうが、100点を目指すのはやめたほうが良い。60点の文章でも言いたいことは伝わるし、100点を目指すと労力もかかるしでたいして文章力もあがらない。文章力は続けていれば上がるのだから、ほどほどで終わらせるべき。
note(ノート)
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その他文章以外のコツとしては、『音声認識の活用』だ。
手を動かさずにマイクに向かって喋るだけなので、手を動かすより楽だし、とても早く文章を綴ることができるようになる。マイクも1,000円くらいで買えるのでおすすめ。
ちなみにハルマチが使っているのは↓のやつ。安い割にしっかりと認識してくれるしで良い買い物だった。
ポチップ
もう一つのコツは、スキマ時間を活用すること。
1~4の段階を一気にやるのではなく、少しずつやるのだ。1の段階はすぐやれば1分もかからない。2の段階も慣れたら10分以内でいける。食事中などに考えておけば、時間もとらないのでおすすめ。
実際、ハルマチは夕食に2の書く内容を考え、 風呂上がりに3と4の段階を行っている。ちなみに今回の文章の執筆時間は1時間だった。文字数にして約1.800文字。推敲も入れたら1時間半だった。
「もっと文章を早く書きたい」という方は↓の本がおススメ。
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Q, 文章力を上げたいと思ってる。どうしたら良い?
A, 色んな文章を読んで自分で「良いなぁ」と思った表現などをメモ、そして書くときに見返して使えないか考えよう。
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がむしゃらに本を読んだって自然と良い文章を書けるようになるわけじゃない。メモして、書くときに見返す習慣をつけないといつまでも文章力は伸びない、という話。
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