「本を読む」だけじゃ文章力は上がらないという事実
最近変な記事を書いている気分。
書き終わった後「はぁ~また変なこと書いてるわー」と思いながら投稿している。例え話なんかね、同じのばっかり使いすぎて、文章から加齢臭が匂ってくるレベルよ。
「仮眠してます」の実体験とかもう100万回使い回してる。なんていうかな、毎回同じ引き出しを開けて、同じ物を無理やり別の角度から捉えて無理やり意見を主張してる、そんな気分だ。
書籍を出版しているライターさんが「朝から晩まで文章を執筆して、文字文字してて頭がおかしくなる」と言っていることが分かった気がする。
変な文章ばかり生成してると、自分の語彙力のなさにイラついてくるよ。
「この流れ、また書いちゃったよ。思考力ないなあ」と呆れてくるし、他の人が書いた文章を読んでても「こんな発想出るわけねーわ」ってマイナス思考が飛び出てくる。
よく「文章力を上げるにはどうすればいいですか」という質問があるよね。
で、その回答に『本を読みましょう』と答えられている。ここで言う”文章力”ってのは分かりやすい言い方や、センスのある表現とかのことね。
それでさ、このアドバイスってちょっとひどくないかな?って思うわけよ。
本を読んでて「この文最高!」となったとするじゃん?でもいざ書くってなったときにその表現、使えるの?
いやその頃には絶対忘れちゃうじゃん!アゼルバイジャン!!
忘れて書けなかったらそれってさ、本読んだって別に文章力は上がってないよね?
だからさ、ハルマチは「メモって、書くときに見返してる」。ハルマチってさ、バカだからさ、忘れないようにメモしなきゃダメなわけよ。
- 面白いと思ったこと
- 怒りを感じたこと
- 「なるほど」と思ったこと
全部メモしないと無かったことになっちゃうのよ。
そんで書くときに見返さないといつまでたっても同じ文章なわけよ。
つまりさ、
『文章力を上げるには、本を読みましょう』じゃなくて
『本を読んでいいと思った文章をメモし、書くときに読み返して、自分の文章に使えるか積極的に考えましょう』
が正しいアドヴァイスなわけさ。
実際に「小説家になろう」でレビューを読んでて読みたくなったレビューは保存してよく見返してるよ。
あと書き慣れてない表現って、すぐ頭から抜け出ちゃうからさ、毎日暇があればちょくちょく見るようにした方が良いよ。Todoアプリなんかに設定しておくのも良いよ。
文章は書いたままの意味でしか読み取れないんだからさ、分かりやすい文章を書こうとする気持ちも大事だよね。
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