我慢できないのはなぜなのか
昨日の記事で「我慢ができないから一日が台無しになる」と書いてから、我慢について考えてた。
書籍の「最強脳」を読んでいると、今の若者が我慢できない理由が載っていた。
若者が我慢できない理由は二つ。
一つは前頭葉の未発達。
前頭葉は簡単に言うと我慢をする時に働く脳の部位で、その前頭葉が成長しきるのは一般的に25歳頃までかかるという。
ブレーキが壊れている車が暴走事故を起こすように、前頭葉が未発達の若者も欲望を我慢できずに暴走するのは当然というわけ。
二つ目の理由はゲームが普及したことで、簡単に「楽」という感情を味わえるようになったこと。
スポーツにしろ趣味にしろ、大抵のことは面白いと感じられるようになるまで時間がかかる。
つらい練習を乗り越えた先に「楽しい」思いをしていた。
一方で、今の時代はゲームをすれば簡単に「楽しい」と思えるようになった。すぐに「楽」という感情を得られるようになったことで、辛いことへの耐性が今の若者には不足しているのだ。
朝起きて顔を洗って歯磨きして勉強や仕事をして、1日のやることが終わってようやくご褒美にゲーム。
夜まで耐えることができないから、遊んでしまい、1日の予定が崩れてしまう。
「睡眠」という名の我慢ができないから、「二度寝」という名のご褒美に手を伸ばすように。
「日中起きたままいる」我慢ができないから、二度寝という名のご褒美に手を伸ばすように。
どうしたら我慢できるか
それなら、我慢をできるようにするにはどうすればいいんだろうか。
一番手っ取り早いのは自覚することなんじゃないかな。
ゲームしたくなった時、「この衝動は脳がご褒美を欲しがってるからだ」と自覚して、「本当に今やるべきなのか、やることやってからの方がいいんじゃないか」と冷静に考えてみよう。
……偉そうに言ってるけど、やってみるとめっちゃ苦しいんだけどね。
もう一つは「スマホを隠すこと」だ。デバイスを目に見えない所に置くと、存在を忘れて黙々と作業できる。
ただし、スマホで調べごとをしたり仕事をしていたりするなら、この方法は使えない。
二つの方法を挙げたが結局のところ、みんなが悩んでる事って「我慢できずにネットサーフィンをした」とか「一日中YouTube観ちゃった」とかデバイスを使ったことに尽きると思う。
だから、ノートとかのアナログ環境を利用すれば、我慢できない問題は解決するんじゃないか。
お絵かきを例にすると、タブレットやペンタブだけじゃなくてラフを書くときや、模写をする時なんかは紙とペンを使うとか。
執筆でもどういう文章を書くか考える記事構成はノートで書けるはず。
後は……やっぱりインターネット断ちかなぁ?
色々考えてたけど難しいわ。
記事構成19m→執筆19m→推敲19m
合計執筆時間:57分
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